松下電工「はなさび」

企画コンセプト
利休道歌のなかの、「規矩作法守りつくして破るとも離るるとても本を忘るな」(伝統を踏まえながらもそこに留まることなく、つねに新たな世界を創造してゆく、しかし、根源の精神は忘れない)をもとに「守・破・離」として茶の湯の美意識や価値観を“あかり”に反映させる。

「守」のあかりとして“数奇屋”
「破」のあかりとして“現代和風”
「離」のあかりとして“和洋融合”を創作

伝統の美学に習い、素材、デザイン、そして光の色合いにいたるまで吟味されたあかり。
実施要項
松下電工インテリア事業部とコンサルティング契約
  「守」は1993年1月
  「破」は1994年4月
  「離」は1995年5月にそれぞれ発売。

「守」と「離」は裏千家(財)今日庵営繕部、部長、根岸照彦氏監修。

「破」は照明デザイナー 藤本晴美氏監修。
実施内容
松下電工側からインテリア照明の商品企画部とデザイン部が参加し、アドバイザーとなる茶美会同人と茶美会文化研究所スタッフの合同による「茶美会」についての勉強会から始まる。

勉強会の成果をベースに、月に一度くらいのペースでミーティングを重ね、約半年程度で製品化へと仕上げる。

開発の終盤に入る頃から、販売用ツールとしてのカタログ作成が平行して行われる。

1995年7月現在、「はなさび」のエクステリアシリーズを開発中。

「守」

「破」

「離」